Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート - 回路


自動化の解説

各種センサーと機械を自動化ワイヤーで繋ぎ、条件を満たした時に、機械を動かすことが出来る。
どの機械を自動化できるか知りたい場合は、自動化レイヤーを参照すると良い。四つ叉プラグのアイコンがついている設備が自動化可能だ。

自動化ワイヤーを伝わっていく信号は論理ゲートを通過する際に0.1秒遅延する。
信号伝達速度を同期させたい場合は、間にORゲートなどを挟むといいだろう。


基本


概要

左がスイッチ(入力)がオン(1)の状態、ドア(出力)がオン(1)(開いている)になっている。
右がスイッチ(入力)がオフ(0)の状態、ドア(出力)がオフ(0)(閉じている)になっている。
出力がオン(1)のときはドアが開く、吸水ポンプなどの機械が動くなど、動作をしてくれる。逆にオフ(0)の時はドアが閉まる、吸水ポンプなどの機械が止まる。といったことができる。

論理式

入力出力
11
00


信号はグリーン優先

また、ゲートに隔てられていない配線内ではグリーン信号が優先される。
これによって複数信号のORを取ることが出来る。



また入出力を反転してANDを取ることも出来る。





ANDゲート

概要

両方の入力元がオン(1)のとき出力がオン(1)になる構造、どちらか(もしくは両方)がオフ(0)のとき出力がオフ(0)になる。

論理式

入力1入力2出力
000
100
010
111

利用方法




ORゲート

概要

どれか1つでもオン(1)になってるとオン(1)を出力する。両方オフ(0)の時だけ出力がオフ(0)になる。

論理式

入力1入力2出力
000
101
011
111

利用方法




NOTゲート



概要

入力のオン(1)とオフ(0)を入れ替える。

論理式

入力出力
10
01

利用方法

FILTERゲートの利用方法を参照。


XORゲート



概要

入力のどちらか片方だけがオン(1)になってる時だけオン(1)を出力。

論理式

入力1入力2出力
000
101
011
110

利用方法





BUFFERゲート



概要

入力がオフ(0)になると、バッファ時間が経過するまでオン(1)を出力。
バッファ時間はBUFFERゲートをクリックして指定。

論理式

入力出力
11(遅延なし)
00(遅延あり)

利用方法



FILTERゲート



概要

入力のオン(1)状態をフィルターで指定した時間以上キープすると、オン(1)出力。
キープできなかった場合はオフ(0)出力。

論理式

入力出力
11(遅延あり)
00(遅延なし)

利用方法




メモリスイッチ



概要

内部メモリを持ち、メモリ中のシグナルを出力。
セットポート(S)へオン(1)を送信すると、メモリにオン(1)を設定。
リセットポート(R)へオン(1)を送信すると、メモリをオフ(0)に初期化。

論理式

入力S入力R出力
00維持
101
010
11
※あとから入力した方が実行される。Sが入力がある上でRが入力されると0が出力される。

利用方法


シグナルカウンタ



概要

入力信号のグリーンへの立ち上がりを検知するとカウンタが増える。
最大値が設定でき、カウンタが最大に達するとグリーンが出力される。
この信号をリセット入力と次の位を表現するシグナルカウンタに渡すことで、桁上りが表現できる。



リボンリーダー・ライターを使用したマルチビット制御(入門編)


概要

入力された単線信号をライターでリボンの各ビットに対応させ、リーダーでリボン上の各ビットを単線に読み出す。
複数の施設からの出力信号を一本のリボンにまとめることで自動化配線をすっきりさせるといった用途以外にも
自動化のロジック部分と駆動部分を分離したりできる。

リボンを使用したドアポンプ例


ピクセルパック



概要

自動化ワイヤーリボンの各bitを設定した色で表示できる。
コロニーの状況を一目で分かるようにする、ロケットの発射状況、動くドット絵など用途は様々。
何気に装飾効果が+24の半径4と大きい。

組み合わせ例

パルス回路


構成:入力を二股にして一方にNOT, Bufferをかまし、ANDを取る。
動作:入力がGreenになってBuffer指定秒数だけGreenを出したあとRedを返す。再び入力がRed⇒Greenになると繰り返す。
用途:ロケットの液体燃料入力、メーターバルブへのリセットなど。

上の画像のようにしなくてもXORゲートの片方にFILTERゲート挟めば代用可。