Oxygen not Includedのプレイガイド兼管理人の個人メモとして編集しています。編集はどなたでも可能ですが、問題があった場合はメンバー限定にすると思います。



自動化の解説


このゲームの設備類は大抵「自動化ポート」を持っており、それに対してワイヤーを繋げることによって複製人間の操作を介さずに設備の挙動を変更することができる。
また、このゲームには多数のセンサー類も存在し、それらの信号を組み合わせて論理ゲートで処理することによって相当複雑な自動化が可能になっている。

例えばバッテリーが満タンの場合、不必要に資源を浪費しないように発電機を止める。
あるいはポンプの吸い上げ地点に一定量の液体が溜まるまではポンプを止めておき、常に一定量の液体が維持されるようにする。
または配管を流れる液体に病原菌が混じっていれば一度消毒用系統に送って消毒し、そうでなければそのままトイレに給水する。
などなど。

自動化を使用しない場合、これらはプレイヤーが逐一監視して複製人間に命令を出し、直接操作させてそれが完了するまで長い時間を待たなければならない。
コロニーが拡大するにつれ自動化なしでの運営が困難になっていくのは想像に難くないだろう。

どの設備を自動化できるか知りたい場合は、設備のプロパティ、または自動化レイヤーを参照すると良い。
自動化レイヤーで見ると、制御が可能な設備には大抵以下のような白地にプラグの描いてあるポートが備わっている。

(黒地や他アイコンの場合は別物なので注意)
また自動化ポートで制御できない設備(例えば液体/気体保管庫・格納庫など)であっても工夫次第で間接的に自動制御することも可能だ。



基本


概要

左がスイッチ(入力)がオン(1)の状態、ドア(出力)がオン(1)(開いている)になっている。
右がスイッチ(入力)がオフ(0)の状態、ドア(出力)がオフ(0)(閉じている)になっている。
出力がオン(1)のときはドアが開く、吸水ポンプなどの機械が動くなど、動作をしてくれる。逆にオフ(0)の時はドアが閉まる、吸水ポンプなどの機械が止まる。といったことができる。

論理式

入力出力
11
00


信号はグリーン優先

また、ゲートに隔てられていない配線内ではグリーン信号が優先される。
これによって複数信号のORを取ることが出来る。



また入出力を反転してANDを取ることも出来る。





ANDゲート

概要

両方の入力元がオン(1)のとき出力がオン(1)になる構造、どちらか(もしくは両方)がオフ(0)のとき出力がオフ(0)になる。

論理式

入力1入力2出力
000
100
010
111

利用方法




ORゲート

概要

どれか1つでもオン(1)になってるとオン(1)を出力する。両方オフ(0)の時だけ出力がオフ(0)になる。

論理式

入力1入力2出力
000
101
011
111

利用方法




NOTゲート



概要

入力のオン(1)とオフ(0)を入れ替える。

論理式

入力出力
10
01

利用方法

FILTERゲートの利用方法を参照。


XORゲート



概要

入力のどちらか片方だけがオン(1)になってる時だけオン(1)を出力。

論理式

入力1入力2出力
000
101
011
110

利用方法





BUFFERゲート



概要

入力がオフ(0)になると、バッファ時間が経過するまでオン(1)を出力。
バッファ時間はBUFFERゲートをクリックして指定。

論理式

入力出力
11(遅延なし)
00(遅延あり)

利用方法



FILTERゲート



概要

入力のオン(1)状態をフィルターで指定した時間以上キープすると、オン(1)出力。
キープできなかった場合はオフ(0)出力。

論理式

入力出力
11(遅延あり)
00(遅延なし)

利用方法




メモリスイッチ



概要

内部メモリを持ち、メモリ中のシグナルを出力。
セットポート(S)へオン(1)を送信すると、メモリにオン(1)を設定。
リセットポート(R)へオン(1)を送信すると、メモリをオフ(0)に初期化。

論理式

入力S入力R出力
00維持
101
010
11
※あとから入力した方が実行される。Sが入力がある上でRが入力されると0が出力される。

利用方法


シグナルカウンタ



概要

入力信号のグリーンへの立ち上がりを検知するとカウンタが増える。
最大値が設定でき、カウンタが最大に達するとグリーンが出力される。
この信号をリセット入力と次の位を表現するシグナルカウンタに渡すことで、桁上りが表現できる。



リボンリーダー・ライターを使用したマルチビット制御(入門編)


概要

入力された単線信号をライターでリボンの各ビットに対応させ、リーダーでリボン上の各ビットを単線に読み出す。
複数の施設からの出力信号を一本のリボンにまとめることで自動化配線をすっきりさせるといった用途以外にも
自動化のロジック部分と駆動部分を分離したりできる。

リボンを使用したドアポンプ例


ピクセルパック



概要

自動化ワイヤーリボンの各bitを設定した色で表示できる。
コロニーの状況を一目で分かるようにする、ロケットの発射状況、動くドット絵など用途は様々。
何気に装飾効果が+24の半径4と大きい。

組み合わせ例

パルス回路


構成:入力を二股にして一方にNOT, Bufferをかまし、ANDを取る。
動作:入力がGreenになってBuffer指定秒数だけGreenを出したあとRedを返す。再び入力がRed⇒Greenになると繰り返す。
用途:ロケットの液体燃料入力、メーターバルブへのリセットなど。

上の画像のようにしなくてもXORゲートの片方にFILTERゲート挟めば代用可。

このページへのコメント

わりと存在をスルーされがちなXOR君をなんとなく詳説してみた
でもこれの出番が来るようなレベルの回路を組む必要ってこのゲームだとあんまないよねw

0
Posted by 名無し(ID:odv+6f8kOQ) 2023年01月16日(月) 20:28:09 返信

「するをする」・・・
言い方を変えると、「一定時間内部を循環するものを検出できなかったら新たに処理対象をループに流入させる」とも言える。

0
Posted by 名無し(ID:Q2MyMDdIzQ) 2021年01月16日(土) 00:27:31 返信

Filterをバルブの後ろのセンサー入れる話:、
なんらかの処理をするループの出口近くにセンサーとNotを入れて、ループの中が空になったらおかわりするをするを実現できる。

0
Posted by 配管工 2021年01月16日(土) 00:23:52 返信

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