Oxygen not Includedのプレイガイド兼管理人の個人メモとして編集しています。編集はどなたでも可能ですが、問題があった場合はメンバー限定にすると思います。



はじめに

このページについて

酸素生成方法の性能比較や、大気全般について記載している。

基礎知識

  • 複製人間は、100g/sの酸素を消費する。(1サイクルあたり60kg)
    • ただし、酸素がない場所で息を止めている間は酸素を消費しない。 そのあとの息継ぎで多く酸素を消費するということもない。
  • 「口呼吸」の特性を持つ場合は、2倍の200g/s消費する。
  • 「ダイバーの肺」の特性持ちは、75.25g/s消費する。
    • いずれの特性も、息を止められる時間や息継ぎの時間には影響しない。
    • いずれの特性も、二酸化炭素の排出量も同率で変化する。
  • 酸素圧50g/m2未満では呼吸できず、50〜500g/m2では呼吸ができるが複製人間はストレスを受ける。

酸素を生成する方法は、現在(Launch update)の所以下の通り。

酸素生成設備

テラリウム

最も簡単な解決策である。緑藻および水から酸素を生成する。緑藻を30g/s消費、酸素を40g/s出力する。光源下に設置した場合は出力が44g/sに上昇する。
1人の複製人間に対して2.5台のテラリウムが必要になるため、最初期の3人でさえ8台(一応、製造ポット両側3マス計6つ+1つでギリギリ3人分足りる)必要になり、非常にかさばる。
マンパワーと設置スペースを要求する代わり、ランニングコストに優れる。

メリット
  • 単体では電力を一切消費しない。そのためスーツがまだ準備できない時期の遠征には役立つだろう。
  • 周囲に二酸化炭素が存在するなら、極微量同時に消費してくれる。
  • 水は汚染水に変換されるものの、消費される量自体は少ない。 酸素100gあたり約24g(光源下では約22g)。
  • 緑藻の消費が少ない。特に光源下では酸素100gあたり約68gとなかなかに優秀(酸素散布装置の約1.6倍の効率)。
  • テラリウム自体は熱を出さない。
  • 他の生成手段と違い、周囲の気圧によって酸素生成が止まることがない。 ただしこれには過剰生成の危険もある。

デメリット
  • 上にも書いたが、これだけで酸素生成をまかなうには大量に設置する必要があり、それなりの空間が必要。
  • かなりの水が汚染水に変換されるため、その処理をしなければならない。 浄水器の併用はほぼ必須。
  • 水の供給は自動化できる(水に浸しておけばよい)が、汚染水の排出に複製人間の手間が割かれる。
  • 緑藻の継続的生産は非常に手間がかかる。
  • 二酸化炭素の消費量(酸素100gあたり0.825g)が複製人間が出す量(酸素100gあたり2g)に比べて少なく、これだけで二酸化炭素をすべて消し去ることはできない。

酸素散布装置

電力の供給体制を整えれば最初から使える。緑藻を550g/sと電力120Wを消費して、酸素を500g/s出力する。
比較的容易に最大気圧状態になり、一時的に酸素供給が止まってしまう。複数個設置する場合には、ある程度距離を空ける必要がある。
1台で5人分の酸素をまかなえるが、気圧の関係でフル稼働は難しい。1台で3人まかなえると考えるのが現実的(周囲の壁の配置などを工夫すれば問題になりにくい)。
資源消費スピードはやや速いものの、非常に管理しやすい。

メリット
  • ほかの方法と比べ、酸素以外を生成しないので面倒な処理は不要。
  • 重要な資源である水を一切消費しない。
  • 酸素温度が適温。

デメリット
  • 緑藻の消費が激しい(1サイクル330kg)が、緑藻は有限資源である。ヘドロから緑藻を作ることも可能だが、継続的に生産するには手間がかかる。
    • 緑藻を消費する点ではテラリウムも同様だが、酸素散布装置の消費量はテラリウムの約1.5倍であり10サイクルで1トンほどの差が生まれる。

電解装置

設備設置までに複数の研究が必要。水素ガスも同時に発生するため、水素の処理も併せて必要になる。最も簡単な方法は水素発電機であるが、そちらの研究もしなくてはならない。
水1000g/sと電力120Wで70℃の酸素888g/sと70℃の水素112g/s生成する。1台で8人の供給ができる。
ほぼ必ず気体ポンプを使うため、過圧による生産量減少の心配は緑藻脱酸素装置に比べ少ない。

メリット
  • 一台でまかなえる複製人間の数は最も多い。
  • 一度装置を作ってしまえば、複製人間は手を加えることなく動き続いてくれる(修理が必要な場合を除いて)
  • 水の安定供給ができれば、酸素に困ることはなくなる。
  • 水素発電機を使用すれば装置を十分に動かすだけの電力を作り出せるため、初期電力さえ持ってくれば半永久的に動く……ように見える。
  • 金アマルガムを使うなどで熱に強くできる。入力水が100℃だろうと問題なく動く。
  • 液体入力と気体出力による分かりやすいラインが組める。

デメリット
  • 気体ポンプを設置しないと、緑藻脱酸素装置と同様に過圧になり生産を止めてしまう。
  • むしろ気体の生産量が多い分、より過圧になりやすい。 空気を効率よく移動させるためには通常2台の吸気ポンプでも足りない(混合気体のため)。
  • 水素ガスはコロニー上部に集まるため、コロニーの作りによっては複製人間の呼吸を阻害する恐れがある。対策が必要。
  • 大量の熱が発生する。電解装置や水素発電機が直接発する熱ももちろんだが、電解装置は酸素と水素を最低でも70℃で出力するので酸素生成部屋の温度がどんどん上がる。
    • 発生させた酸素を冷却せずにコロニーに撒くと、まず農地が全滅し最終的にコロニーが崩壊する。
  • 様々な要因により、特殊な建築方法(SPOM方式、後述)を行わなければ半永久的には動かない。 電力を外部から供給するか、水素発電機のチューンアップをしてやる必要がある。
電解装置(閉鎖型)
電解装置と周辺設備を一つの部屋にまとめ、水素を他の空間に漏らさないようにする。水素をコロニー内に充満させないメリットがあるが、開放型と比べ消費電力が気体フィルターの分だけ増えるデメリットがある。
電解装置で気体1000g/sを出力(酸素888g/s、水素112g/s)するため、吸気ポンプ2台で吸い込む(500g/s×2)ことで出力された気体をちょうど気体パイプに送ることができる。
施設の消費電力は電解装置120W、吸気ポンプ240W×2、気体フィルター120W×2の合計840Wで酸素888g/sと水素112g/sを出力する。
水素発電機は100g/sで800Wの電力生産を可能にするため、数値上は水素12g/sが残る。 しかし実用上は、吸気ポンプで水素を吸う際に水素のパケットがほぼ確実にポンプ最大効率の500gを下回るので、これがネックとなり理論上の最高効率は出ない。

気体フィルターを1台にすることで消費電力が水素発電機の枠内に収まるようにはなるが、2台の吸気ポンプからの気体をフィルターを通す前に合流させなければならず、水素・酸素混合気体ではこのゲームの仕様上ほぼ確実に詰まって効率がガタ落ちになる。

下の例では気体フィルターを1台のみにしているが、2台使ったほうがよい。


※なお、元素センサーと遮断器でフィルターの代替品が作れる。フィルターより低電力のため電力収支が変わってくるが、代替品の方は逆流やパイプ詰まりの可能性があるのでお好みで。
電解装置(開放型)
水素が気体の中で最も軽い性質を利用して、水素を上部に集めて処理する考え。
気体元素センサーを吸気ポンプの下に設置して、水素を選択する。気体がある程度溜まっていれば安定して水素だけ吸ってくれる。不安なら気体フィルターを挟んでもいい。
電力は電解装置2台、吸気ポンプ1台、気体元素センサー1台、吸水ポンプを入れても745W、水素発電機を二台以上動かせる(安定性はわからない)少なくとも+55W、2台動かせば+855Wも得られる。
ただし開放型に共通する問題として、電解装置は一定の気圧になれば生産を止めてしまう。 ぶっちゃけ1台だろうが2台だろうが大気の循環システムなしには同じくらいのごく低い性能しか発揮しない。
大きな拠点になればなるほど、開放型電解装置は現実性と実用性に乏しい。

電解装置(SPOM型)
高度な建築方法。 Tips/気体のページを参照のこと。

オキシファーン

オキシファーンを育てるだけ。 複製人間1人に対して3本栽培すると、大体複製人間1人分の排出する二酸化炭素を消費して、1人分の消費する酸素を生産してくれる。野生の場合は4倍必要。
3本で水を57kg/サイクル (95g/s)、土を12kg/サイクル (20g/s)消費する。
森バイオーム開始だと酸素分布装置もテラリウムも使えないが、序盤を乗り切るのに十分な能力はある。

メリット
  • 緑藻脱酸素装置と同様に副産物が発生しないので面倒な処理が不要。
  • 電気は直接的には不要。(水や土の供給を自動化すると電気が必要になる)
  • 水の消費量は電解装置(複製人間1人あたり112.5g/s)と比べて少ない。
  • テラリウムと違い、実用的な速度で二酸化炭素を処理してくれる。
  • テラリウムと同様に、周囲の気圧によって酸素生成が止まることがない。

デメリット
  • 土を消費する。 土は中盤以降意識して生産しないとすぐに枯渇してしまう。
    • オキシファーンがあるということは森林バイオーム開始だろうから、同時にアーバーツリーも手に入っているはず。 アーバーツリーを栽培してエタノール化する際の副産物として、土は大量に手に入る。
  • 二酸化炭素下に置く必要があり、配置にやや制約がある。しかも二酸化炭素を消費して酸素を発するので、きちんと気流を考えた配置をする必要がある。
  • 気圧上限がないため二酸化炭素過多だと逆に気圧超過を起こしやすい。気圧4kg超過での鼓膜破裂(ストレス+20%)が常態化するとコロニーが崩壊しかねないため供給自動化や気圧センサー等の工夫が必要。
  • 水や土の温度を80℃以下に冷やさねばならない。電解装置と比べると後半ほど扱いにくい。

錆脱酸素装置

水素発電機が不要な分、電解装置よりは少ない研究で使用可能になる。しかし利用するにはさびバイオームと、塩バイオームダーシャ・シオカズラの発見が必要であり、惑星によっては片方ないし両方が無い場合がある。利用できるかは惑星次第。

メリット
  • 低電力で酸素が生成でき、電力あたりの酸素生成量が一番高い。
  • 副産物で鉄鉱石が手に入る。

デメリット
  • 使用条件(塩、錆の発見)が限られ、毎回利用できるとは限らない。錆の永続入手には宇宙採掘しかなく非現実的。
  • 塩素が発生するため、気体管理が必要になる。ダーシャ・シオカズラの栽培に必要な上、漂白石を肥料として使う水草が登場したため、以前よりは利用価値がある。
  • 出力温度が最低75℃のため温度管理が必要。

性能比較

設備名入力資源1台あたりの
酸素生成量
副産物複製人間1人に
必要な台数
1台で賄える
複製人間数
テラリウム緑藻30g /s (18kg/cyc)
水300g/s (180kg/cyc)
40g/s(24kg/cyc)
光源下44g/s(26.4kg/cyc)
汚染水290.33g/s(174.2kg/s)2.5台
光源下2.28台
0.4人
光源下0.44人
緑藻脱酸素装置緑藻550g/s (330kg/cyc)
電力120W
500g/s(300kg/cyc)-0.2台5人
電解装置水1000g/s (600kg/cyc)
電力120W
888g/s(532.8kg/cyc)水素112g/s(67.2kg/cyc)0.113台8.88人
錆脱酸素装置酸化鉄750g/s (450kg/cyc)
塩250g/s(150kg/cyc)
電力60W
570g/s(372kg/cyc)塩素30g/s(18kg/cyc)
鉄鉱石400g/s
0.175台5.7人

二酸化炭素の除去

概要

二酸化炭素は多くの設備からの副産物で排出され、放置するとコロニーの下側に溜まり複製人間が呼吸できなくなってしまう。
除去する方法はいくつかあるので記載していく。

除去手段

下に落とす
メインフロアよりも1階下に部屋を作り、そこに二酸化炭素を落とす方法。最も簡単な方法だが処理能力には限度がある。序盤は二酸化炭素処理と食糧保管箱の腐敗対策を兼ねて、この方法を取りたい。
炭素スキマー
水を消費して炭素を消す。代わりに汚染水が排出される。水は貴重な資源なので、浄水器を利用して循環機構にしたい。下に書いてある通り、二酸化炭素は資源にできるので極力上の方法で対処したいが、あまりにも溢れる時には原油地帯に行くまでこの方法を使うと良い。
スリックスター
スリックスターに二酸化炭素を消費させ、原油(もしくは石油)を作る。個体数を増やすのに時間がかかるが、生成される原油は発電に使えるのでかなりお得な方法である。
宇宙に廃棄
宇宙空間は液体や気体を全て消し去るので、二酸化炭素に限らず邪魔な物体をこの方法で捨てても良い。
(DLC)二酸化炭素ロケット
100kgと結構な量が必要なので早いうちにタンクに貯めておいても損はない。

このページへのコメント

あら。一応こちらが入力したアドレスにはSeesaawikiから送信した旨のメールが届いてました。

削除依頼の内容は、研究ページの添付ファイル削除です。2019年08月22日(木) 19:01:43より以前の添付ファイルを削除して頂けないかと思いまして。管理者の方でないと削除できないようなのです。
誤字やファイルの解像度を変更したりと、かなり無駄なファイルをアップロードしておりまして、サーバの容量を圧迫したら申し訳ないなと考えた次第です。

お時間ある時でかまいませんので、よろしくお願い致します。

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Posted by 名無し(ID:uKdYRpV8pg) 2019年09月07日(土) 13:23:01 返信数(2) 返信

もしかしたら間違えて削除してしまった可能性があるかもしれないです。申し訳ございません。

日付の確認ができなかったので使用していないと思われる添付ファイルのみを削除しました。

0
Posted by  oxygen oxygen 2019年09月08日(日) 00:47:14

ファイルの日付は全ての人に見えるわけではないのですね。お手数おかけして申し訳ありません。
対応有り難うございました。

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Posted by 名無し(ID:uKdYRpV8pg) 2019年09月08日(日) 01:21:05

お忙しい中、対応して頂き有り難うございました。

管理人さんに連絡がとれたついでに。
先月下旬にSeesaaWikiのフォームから削除依頼のメールをお送りしております。
お時間ある時にでもチェックしていただけたら幸いです。

0
Posted by 名無し(ID:uKdYRpV8pg) 2019年09月07日(土) 07:24:08 返信数(1) 返信

申し訳ないのですが、メールやマイページを確認したのですが確認出来ませんでした。

申し訳ないのですが、再度送っていただくか、消して欲しい箇所をコメントで教えていただいてもよろしいでしょうか

1
Posted by  oxygen oxygen 2019年09月07日(土) 11:22:07

古い用語を修正してみました。が、後で気づいたのですが「酸素供給」のページとかなり内容がかぶっているように見受けられます。
統合してはどうでしょう?
(ちなみにこちらのページは用語のみの修正で、データや計算部分に変更がないかはチェックしていません)

0
Posted by 名無し(ID:uKdYRpV8pg) 2019年09月05日(木) 20:01:49 返信数(1) 返信

用語修正ありがとうございました。

酸素供給の内容に関しては大気の方に大部分移行しました。

機構については、気体関連にとりあえず移しときました。

0
Posted by  oxygen oxygen 2019年09月07日(土) 02:35:42

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