Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート - 回路
自動化の解説
基本
ANDゲート
ORゲート
NOTゲート
XORゲート
BUFFERゲート
FILTERゲート
メモリスイッチ
シグナルカウンタ
リボンリーダー・ライターを使用したマルチビット制御(入門編)
ピクセルパック
組み合わせ例
自動化の解説
各種センサーと機械を自動化ワイヤーで繋ぎ、条件を満たした時に、機械を動かすことが出来る。
どの機械を自動化できるか知りたい場合は、自動化レイヤーを参照すると良い。四つ叉プラグのアイコンがついている設備が自動化可能だ。
自動化ワイヤーを伝わっていく信号は論理ゲートを通過する際に0.1秒遅延する。
信号伝達速度を同期させたい場合は、間にORゲートなどを挟むといいだろう。
基本
概要
左がスイッチ(入力)がオン(1)の状態、ドア(出力)がオン(1)(開いている)になっている。
右がスイッチ(入力)がオフ(0)の状態、ドア(出力)がオフ(0)(閉じている)になっている。
出力がオン(1)のときはドアが開く、吸水ポンプなどの機械が動くなど、動作をしてくれる。逆にオフ(0)の時はドアが閉まる、吸水ポンプなどの機械が止まる。といったことができる。
論理式
入力
出力
1
1
0
0
信号はグリーン優先
また、ゲートに隔てられていない配線内ではグリーン信号が優先される。
これによって複数信号のORを取ることが出来る。
また入出力を反転してANDを取ることも出来る。
ANDゲート
概要
両方の入力元がオン(1)のとき出力がオン(1)になる構造、どちらか(もしくは両方)がオフ(0)のとき出力がオフ(0)になる。
論理式
入力1
入力2
出力
0
0
0
1
0
0
0
1
0
1
1
1
利用方法
節電ポンプ
水圧センサーと時刻センサーをANDゲートで繋いでポンプに接続したもの。
以下のような用途にどうぞ。
24時間稼働させる必要が無い場合
複製人間の就寝時間帯に稼働させ、電線の過負荷を減らす
熱湯からの熱で拠点が温暖化するのを少しでも和らげたい
回路停止機構
本来の回路の終端にANDゲートとシグナルスイッチを挟み、手動でも停止可能にしたもの。
ANDゲートをORゲートに換えると、回路を無視して強制稼働出来る。
以下のような用途にどうぞ。
周辺設備改築の際は回路を止めたい
基本はセンサーに任せたいが、たまにプレイヤーの意思で止めたい事がある
自動化ワイヤーを解体して回路を止めると、あとで復元を忘れてしまう方
自動化ワイヤーを解体して回路を止めようとしたら、間違えて設備まで解体した方
ORゲート
概要
どれか1つでもオン(1)になってるとオン(1)を出力する。両方オフ(0)の時だけ出力がオフ(0)になる。
論理式
入力1
入力2
出力
0
0
0
1
0
1
0
1
1
1
1
1
利用方法
センサーライト
加重プレートで複製人間の作業開始を検知すると、ライトが点灯する。
ぶっちゃけモーションセンサーでいい
FILTERゲートも併用しているので、通行人には反応しない。
以下のような用途にどうぞ。
光源下で作業時間を短縮できる設備(スパコン等)周辺に設置
節電&温暖化対策
モーションセンサーと光源の範囲が微妙に合わない時(モーションセンサーの方が範囲狭い)
ライトの効果が複製人間に反映されているかの確認は、複製人間をクリックしてステータスに「明るい作業場所」があればOKです。
NOTゲート
概要
入力のオン(1)とオフ(0)を入れ替える。
論理式
入力
出力
1
0
0
1
利用方法
FILTERゲート
の利用方法を参照。
XORゲート
概要
入力の
どちらか片方だけ
がオン(1)になってる時だけオン(1)を出力。
論理式
入力1
入力2
出力
0
0
0
1
0
1
0
1
1
1
1
0
利用方法
論理回路になじみがない人にとってはAND/ORと違い直感的に理解しづらいが、要するに
追加入力でON/OFFの切り替えができるNOT
と考えるとわかりやすい。
例えば入力2が制御信号だとして入力1にシグナルスイッチを繋げれば、スイッチのON/OFFに連動して
(あたかもNOTを挟むか挟まないかを切り替えられるように)入力2の信号のRed/Greenを反転させるかどうかを切り替えられる。
ちなみに(遅延を無視すれば)AND2つとNOT2つでも等価の回路は組める。
逆に言えば最低12セル分(配線を考えるとそれ以上)の回路をこれ1つで4セル分に圧縮できる可能性がある。
BUFFERゲート
概要
入力がオフ(0)になると、バッファ時間が経過するまでオン(1)を出力。
バッファ時間はBUFFERゲートをクリックして指定。
論理式
入力
出力
1
1(遅延なし)
0
0(遅延あり)
利用方法
節電ポンプ(バッファ時間あり)
蒸気間欠泉からでた水を吸水ポンプで吸うときにちょっとの量をこまめに吸い上げていては、電力がもったいないし、反エントロピー型熱無効化装置をそのまま利用したときに凍結する可能性がある。
画像での設定では、水圧が500kg以上の時に吸水させ、それ以下になっても10秒は吸い続けることになっている。これで溜まったら一気に送り、減ったら少ししてから停止する機構ができている。
FILTERゲート
概要
入力のオン(1)状態をフィルターで指定した時間以上キープすると、オン(1)出力。
キープできなかった場合はオフ(0)出力。
論理式
入力
出力
1
1(遅延あり)
0
0(遅延なし)
利用方法
酸素生成量調整
気体用パイプ内の元素をセンサーでチェック。FILTERゲートで指定した時間以上酸素が存在すればパイプ詰まりと判断。電解装置への給電をカットする。
NOTゲート(画像内下の回路)も併用している。
以下のような用途にどうぞ。
酸素を生成しすぎて、複製人間の鼓膜が破裂する場合
(普通の通気口で…げふ)
水源未確保時の節水
酸素を例に挙げましたが、液体でも応用可
バルブより後ろにセンサーを設置するとうまく動きません。
※パイプに隙間なく気体/液体が流れている環境では使えない
メモリスイッチ
概要
内部メモリを持ち、メモリ中のシグナルを出力。
セットポート(S)へオン(1)を送信すると、メモリにオン(1)を設定。
リセットポート(R)へオン(1)を送信すると、メモリをオフ(0)に初期化。
論理式
入力S
入力R
出力
0
0
維持
1
0
1
0
1
0
1
1
※
※あとから入力した方が実行される。Sが入力がある上でRが入力されると0が出力される。
利用方法
節電ポンプ(バッファ使用時より正確)
BUFFER回路よりも正確に指定の水圧の時にオンオフを選択することができる。
500kg以上になったらオン、100kg以下になったらオフといった感じにできる。
一定時間ONを維持する
シグナルスイッチをONに切り替えてからFILTERゲートで指定した秒間だけONを維持する。
ロケットの燃料調節に有用。1秒あたり10kg。
シグナルカウンタ
概要
入力信号のグリーンへの立ち上がりを検知するとカウンタが増える。
最大値が設定でき、カウンタが最大に達するとグリーンが出力される。
この信号をリセット入力と次の位を表現するシグナルカウンタに渡すことで、桁上りが表現できる。
リボンリーダー・ライターを使用したマルチビット制御(入門編)
概要
入力された単線信号をライターでリボンの各ビットに対応させ、リーダーでリボン上の各ビットを単線に読み出す。
複数の施設からの出力信号を一本のリボンにまとめることで自動化配線をすっきりさせるといった用途以外にも
自動化のロジック部分と駆動部分を分離したりできる。
リボンを使用したドアポンプ例
例えば配線回りが煩雑になりがちなドアポンプなどは以下のように
ドアの駆動部分はリボンからの読み出し機構のみを接続し、動作ロジック回路はアクセスしやすい場所に組むという構造にすることで後々の保守がしやすい。
また、各リーダー・ライターは複製人間の人手なしに切り替えることが可能なため
各リーダーのビットを入れ替えるだけで回路や気密構造に変更を加えることなくポンプの方向を反転させたり、末尾のドアを閉鎖状態にして消去処分機に変更することもできる。
ピクセルパック
概要
自動化ワイヤーリボンの各bitを設定した色で表示できる。
コロニーの状況を一目で分かるようにする、ロケットの発射状況、動くドット絵など用途は様々。
何気に装飾効果が+24の半径4と大きい。
組み合わせ例
パルス回路
構成:入力を二股にして一方にNOT, Bufferをかまし、ANDを取る。
動作:入力がGreenになってBuffer指定秒数だけGreenを出したあとRedを返す。再び入力がRed⇒Greenになると繰り返す。
用途:ロケットの液体燃料入力、メーターバルブへのリセットなど。
上の画像のようにしなくてもXORゲートの片方にFILTERゲート挟めば代用可。