間欠泉からは95℃。蒸気噴出口からは110℃の水(水蒸気)が排出される。
このまま拠点で使用すると、設備のオーバーヒート、温暖化による農場の壊滅、最終的にはコロニー崩壊待ったなし。必ず冷やしてから使用するようにしよう。
一番簡単な方法は、寒冷地帯に高温の水を流し込んで氷や汚染氷などで冷やすこと。
- 熱水を寒冷地帯の上側から流し、吸水ポンプを下側に設置して冷えた水を吸い上げて利用する。
- 水の流れの妨げになるであろう鉱石類を最低限取り除けば、初期の電力事情が良くない時にも問題なく利用できるメリットがある。
- デメリットとして、冷却材(寒冷地帯の氷や鉱石)は有限であるということ。予期せぬ水の流れで外部に流れ出る可能性があること。汚染氷が溶けて混入するため、浄水器の必要性が挙げられる。
次に楽な方法が、
反エントロピー型熱無効化装置を利用した冷却である。
- 反エントロピー型熱無効化装置の燃料である水素は、電解装置使用時に生成される水素を利用すると便利。
- メリットとして、水素供給さえできれば永久に冷やし続けることが可能。
- デメリットとして強そうな見た目の割に意外と性能が低く、冷却能力が80kDTU/sしかない。1マス1000kgの水を1℃冷やすのに50秒以上かかる計算。
- 「一番簡単な方法」を試す前にこの方法を使うと、冷却材の消費量を減らせる。
3つめに
ウィーズウォートの利用。
- ウィーズウォートは空間(正確にはウィーズウォートの下側)の気体によって冷却能力が異なり、最大で12kDTU/s冷却出来る。
- 1本では大して冷やせないが、マップ内から全て回収すれば40本くらい見つかる、と思う(マップによって変化、宇宙からも回収可能)。
- 40本あれば480kDTU/s冷却でき、反エントロピー型熱無効化装置5〜6台分以上の冷却が出来る。
- ただし水素で満たした空間にウィーズウォートを植え、そこに熱水を流し込んでも思うように冷やしてくれない。熱伝導を素早く行うためには、輻射パイプで冷媒を循環させて冷気を移動させたり、熱交換プレートを使う必要がある。
4つ目は
液体クーラーを利用した方法。
- メリットとして、他の方法と較べ急激に冷やすことができる(液体クーラーを通すと-14℃される)。
- 水・汚染水を通せば585.06kDTU/s、超冷却材を通せば1181.6kDTU/sという文字通り桁違いの冷却ができる。
- デメリットとして、1200Wの電力と導電線や大容量電線の利用が必要なこと。液体クーラーは水没させる必要があり、水を冷やした分の熱を別なところに移さなくてはならない。