Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート - 病原菌と病気


病気

大気中に含まれた病原菌を吸い込んだり、食中毒菌が付着した食品や水(ウォータークーラー経由)を食べた場合に病気に罹る可能性があります。
病気は朝起きたタイミングで罹ります。
病原菌については後述。
名前影響持続原因治療法
アレルギー反応ストレス +15%/cycle, くしゃみ+1060s(0.1cycle)アレルギーの特性持ちが花粉を吸い込むアレルギー薬
食中毒膀胱の変化 +200%/cycle, トイレ利用速度 -20%, スタミナ -30%/cycle1020s(1.7cycle)食中毒菌を食べる治療用錠剤
腐肺病呼吸変動量-1%/s, 運動-3,咳をしている2220s(3.7cycle)腐肺病菌を吸い込むパック入りの薬 + 医務室
胞子全能力-1010800s(18cycle)ゾンビ胞子菌を吸い込む血清 + 診療所
※菌に感染するには上の表の「原因」を厳密に満たす必要があります。 たとえば腐敗病菌がついた食べ物を食べたり、食中毒菌を体に付着させたりしても感染はしません。
※治療には医療系のスキルも必要となります。

病気にかからないためには

食中毒の場合
  • 洗面所で手を洗うことやシャワーで、複製人間についた食中毒菌を洗い流すことができます。 体に菌が付着しているとそれが利用施設に付着し、その施設に食物が格納されていたりするとそこに付着してしまいます。 食料品・(口に入る)水を扱う設備近辺には手洗い設備を必ず設置しましょう。 または食中毒菌が付着する可能性のある場所(トイレ、堆肥置き場、下水関連設備)から出る場所にも手洗い設備を設置するのでもよいです。
    ※複製人間が運んでいる物質についた菌は洗い流せません、その場合は鉱石洗浄機が必要です。
  • 食中毒菌が入った水を使って微生物粉砕機で料理を作らない。(電気グリルで調理する場合は大丈夫)
  • ウォーターサーバに食中毒菌が入った水を入れない。
腐肺病の場合
  • 吸い込まない(酸素ボンベ、EXOスーツ、ジェットスーツ等を着ればOK)。脱着場は余裕をもって酸素と花粉で殺菌しよう
  • 拠点に菌がついた素材を持ち帰らない
  • 拠点を密閉して汚染酸素を脱臭材で消し、出入口を花粉を出す植物で守ろう。
ゾンビ胞子の場合
  • 胞子ランと同じ空間にスリックスターがいるか、または送り込めると二酸化炭素を原油にするときに無菌化してさらに真空状態にして活動停止させてくれる。
    • ただし死亡→肉→腐敗→汚染酸素になると胞子ランの刈り取り時に蔓延させてしまう。
  • 胞子ランの空間を無暗に開けない。密封状態での採掘や斜め採掘で下から刈りとる。なお種に戻る瞬間にも菌を巻き散らすので再チェックを。また種子のエリアには絶対にピップを立ち入れないこと。
    • 汚染された原油も気体も危険なのでタンクに移して隔離して塩素などで殺菌を。またはタイルで埋めて消滅させる
  • 拡散ルートは以下が考えられる
    • エリア内の汚染気体を隔離せずに拡散
    • 汚染された原油を石油精製装置やプレス機に使って拡散
    • モップ掛けのボトルや気体ボンベを運搬させて複製人間に付着し、さらに格納庫や運搬物を通して拡散。

罹患確率

病気になる確率は複製人間の免疫によって異なります。
複製人間の免疫は、特性「抗菌」「バイオハザード」や、後述の薬品「ビタミンガム」「免疫増強剤」で増減します。
免疫食中毒腐肺病胞子
-0.537.75%18.24%81.76%
026.89%11.92%73.11%
0.518.24%7.59%62.25%
1.011.92%4.74%50.00%
1.57.59%2.93%37.75%
※アレルギー反応は特性「アレルギー」があると100% 特性がなければ0%

薬品

調合所で免疫を上昇または病気を治療する薬品を作成することができます。
薬品の作成には医療系のスキルが必要となります。
名前影響効果時間材料
ビタミンガム免疫 +0.5600s石炭 1kg
免疫増強剤免疫 +1.01200sビンチャペッパー 1kg
治療用錠剤食中毒の治療-石炭 1kg, 水 1kg
アレルギー薬アレルギー反応の治療-ブロッサムの種子 1個,土 1kg
パック入りの薬腐肺病の治療-パームリリーの花 1kg, リン鉱石 1kg
血清胞子の治療-鋼鉄 1kg, 太陽バグの卵 1個

状態異常

特定の環境に長くいた場合、下記のような状態異常になります。
また非常に高温の場所に侵入した場合「やけど」となり生命力が減ります。
※生命力の回復方法は… 医療ベッドに割り当てる/ベッドで寝ることで微量に回復。
名前影響持続原因治療法
熱射病建設-5, 機械操作-5, 学習-5, 料理-5180s高温のところに長く居る持続期間満了
低体温建設-5, 機械操作-5, 学習-5, 料理-5, くしゃみ+1180s低温のところに長く居る持続期間満了
日焼けストレス +20%/cycle1020s宇宙などの強い光の下に長く居る持続期間満了
息苦しさ空気消費量 +30g/s????s汚染酸素を吸い込む持続期間満了

病原菌

病原菌の有無は病原菌レイヤーで確認するのが早いです。
また病原菌がある気体・液体・固体をマウスでクリックして「病原菌」タブから量や変動量が確認できます。
名前増殖環境生存温度
食中毒汚染水、食料-25℃〜75℃
腐肺病汚染酸素、ヘドロ10℃〜100℃
花の芳香ブリッスルブロッサム、バディのつぼみ-10℃〜100℃
ゾンビ胞子胞子ラン-105℃〜290℃

病原菌について

  • 汚染気体の呼吸や、汚染された食品を食べると病原菌に暴露する(咀嚼中に無菌になった場合は無効)。
    病原菌ごとに暴露量で抵抗力にマイナスがつき、次の起床時に確率で病気を発症する。また暴露は起床時にリセットされる。
    • 暴露後の体内の菌は周辺環境の影響を受けない。
    • 食中毒菌は呼吸では無害。肺腑病は食事等の摂取では無害
    • 予防薬などは暴露後に自動で使ってくれる。抵抗力にプラスがつく。
  • 複製人間が病原菌が付着したものを運んだり施設を利用すると、複製人間の表面に菌が付着する。
    逆に病原菌が付着した複製人間が施設を利用したり物を運ぶと、運んだ物や施設に菌が付着する。(付着するタイミングは施設利用後)
    • 瓦礫の質量によって最大保菌数がある。複製人間30kgは最大150,000Germ
    • 格納庫内のアイテム間では干渉しない。設備汚染前に入れたものは汚染されないし増殖や殺菌力のあるアイテムが他に影響することもない。
  • 消毒の条件を満たすと速やかに死滅する。気体種類や温度や圧力による減少割合は高く、死因と併用することで短時間で滅菌できる。
    • 病原菌は割合で減少していくため、ただの生存不可環境では数が減るにつれ減少速度が下がり、完全な滅菌には時間がかかる。ただし極端に数が減ると一気に全滅する。
    • 設備や複製人間の体表の病原菌は基本値-13%/cycで死滅していく。逆に瓦礫内の減少基本値はゼロ。
    • 重複気体や液体により、体表、設備、ガレキにいる菌の減少数に影響する。これは菌が生存可能かどうかで増減する。運搬中でも連続的に影響する。
    • 生存源の気体液体にいる病原菌は増減せず数を維持する。体表や瓦礫のものは気体や液体に接しているだけで減少する。
    • 肺腑病にとってのヘドロや汚染酸素など、増殖環境だと細菌が増えて最大数保菌数が維持される。塩素の殺菌力には劣る。
  • ひとつの瓦礫やマスに病原菌が数種類同時に付着することはなく、菌が付着したものに別種の菌が付着しようとすると打ち消しあい無菌になる。(複製人間の体内では共存する。)
    そのマスの生存条件に適した病原菌は支配的になる。
  • (瓦礫、設備、複製人間表面)と同じ位置の(気体、液体、複製人間内部)の間では菌は直接伝搬しない。タイル、気体、液体の間でも伝搬しない。
    • (タイル→タイル)腐敗病菌がついたヘドロと隣接してタイルを建設すると、タイルに腐敗病菌が伝染する。複製人間による消毒が煩わしい場合は、タイルをクリックし「消毒を無効化」を行おう。
    • (液体→液体)汚染された液体は異種の液体へと菌を伝搬させる。ただし隣接気体や入った複製人間や設備には影響ないためこれだけでは脅威ではない。
    • (気体→気体)汚染された気体は異種の気体へと菌を伝搬させる。直接呼吸する拠点内の酸素まで汚染が広がると危険になる。
    • 塩素気体にも病原菌は拡散する。塩素は内部病原菌への殺菌効果に乏しく拡散の方が強いため、数マスの塩素層なら容易く貫通する。
  • (瓦礫→気体)腐肺菌が付着した汚染土やヘドロ, 汚染水が汚染酸素に変化するとき、腐肺菌も大気に散布される。
    • 基本的に腐敗病菌がついたヘドロを掘らない限り、大気中に腐敗病菌は飛散しない。
      例外的に遺跡などに最初から腐敗病菌が存在する場合がある。
  • (複製人間内部→気体) 肺腐病に罹った複製人間は咳をして周辺気体に菌をばらまく。ただし極少量なので死滅と増殖が釣り合って汚染酸素下でもすぐには増えない。
  • (気体液体→瓦礫)液体ボトルや気体ボンベはガレキ同様、運搬した複製人間を汚染するので要注意。モップ掛けだけなら汚染されない。
  • 設備入力の汚染で出力や設備そのものが汚染されるかは設備で異なる。
    • 酸素分布機や脱錆酸素装置は発生酸素も汚染される。
    • 配管を使って菌が含まれた液体を植物の水耕タイルに送り込んでも、植物やタイルに菌は付着しない。
    • 配管を使って菌が含まれた水をトイレや洗い場などに再利用しても、菌は付着せず問題なく利用できる。
  • (設備→瓦礫)汚染された設備の解体でできた瓦礫に病原菌は引き継がれる。
  • アトモスーツ着用中は呼吸による暴露は起こらないが、スーツが汚染された場合はスーツドック-体表へと汚染が拡散する。壊れたスーツもスーツ修理場まで汚染を広げる原因に。
  • アイテム運搬中に手洗い場や洗浄器で一方だけが消毒された場合、運搬中は拡散しないが設備格納時に汚染される。その前にアイテムと運搬者の両方を消毒する必要がある。

病原菌を殺菌する方法

病原菌を殺菌するには、下記の方法が挙げられます。
  • 複製人間に殺菌してもらう。設備の保菌量が指定値を越えると、清掃タスクで複製人間が消毒してくれます。
    • ただし格納庫の中身は消毒の対象外です。アイテムを取り出した瞬間に汚染が広がるため効果には乏しいでしょう。
  • 病原菌が生存できない環境で徐々に殺菌する。
    例えば、酸素の中の腐肺病や水の中の食中毒菌は時間経過でわずかに減少します。非常に時間がかかるけど。
  • 塩素の中に入れる。
    塩素を充満させた部屋を作って、その中に液体貯蔵庫/気体貯蔵庫を置くと殺菌されていく。ただしパイプ内の物質は殺菌されないので注意。塩素下でモップ等でボトル状態にしてもよい(ただし運搬時に菌が付く)。
    気体の場合は例えば酸素の上から塩素を入れると塩素に混ざった分は殺菌できる。(正直実用的ではない)
    • また塩素気体に重なった複製人間や設備は急激に殺菌される。格納庫やスーツ場などを塩素で殺菌できると予想外の拡散を防げる。
  • 生存できない温度帯に置く。肺腐病は低温に弱く、採掘したヘドロを寒冷バイオームに置けば簡単に殺菌できる。食中毒菌も-25℃以下で死滅し、食品の腐敗も防げるので一石二鳥。
  • ポークシェル亜種のサニシェルは水中の菌を殺菌してくれます。
  • (DLC限定) 放射線環境に置く。僅かでも放射線値があると菌は急激に死滅していく(放射性汚染物質を除く)。近くにウラン製の設備があるだけで殺菌される。

参考:花の芳香による菌の相殺

  • 汚染酸素をただ酸素に戻しても、腐肺病菌はかなり長く生き残る。 鉢植え植物の花の芳香が殺菌剤として利用可能。(正式リリースでちょっと弱体化…)
  • これが放出する花の芳香(アレルギー物質)が気体中の腐肺病菌と相殺してきれいになる。 固体、液体中のものには採掘済みかどうかを問わず影響しない。
  • ただし、バディのつぼみは生育温度20℃から40℃である。 ヘドロバイオームなら大丈夫だが、40℃を余裕で超す苛性バイオームにいるモーブの汚染酸素をきれいにする力は持っていない点に注意。