Oxygen Not Included JP プレイヤーズノート - DLC: SpacedOut

SPACED OUT!

目次


2020/12/8より早期アクセスで販売開始され、2021/12/17に正式リリースされたたDLC「SPACED OUT!」に関する情報。

概要

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オリジナルのOxygen Not Included (以下バニラと呼ぶ)から、宇宙開発関連の技術・建造物を丸ごとアップデートし、複数惑星で同時進行でゲームを進められるようになる。
他にもバイオームや物質、植物や生物などが新しく追加され、コアゲーム部分への変更やUIの改善も含まれている。
一般的にDLCと聞いて思い浮かべる要素追加型のコンテンツというよりも、バージョン2.0へのアップデートと呼んだほうが近いかもしれない。
DLCのある/なしの切り替えは、再起動によって行う。

新システム

新宇宙開発 / 複数の惑星

その他コアゲームへの変更点

  • 新たな仕様として放射線が追加され、放射線に関する設備や、新たな病気として放射線障害が追加
    • 放射線には殺菌効果が追加されており、腐肺病菌まみれの汚染酸素や食中毒菌まみれの汚染水も無菌にすることができる。
      特に自然タイル状態のヘドロを無菌化するには温度を下げるなどの手間がかかっていたが、雑にウィーズウォートを植えるだけで簡単に滅菌可能である。
  • 隕石が落ちてこなくなった(表土の入手が限定的になった)
    • そのため比較的容易に太陽光発電を構築できるが、初期にアクセスできる惑星は太陽光が弱く半分程度の出力しか出ない。
    • 表土の入手が限定的になったことにより、濾過材(砂)が新たに枯渇資源のリスト入り。 岩を砕けば砂は大量に手に入るが、無尽蔵に浄水器や脱臭剤を回すとさすがに不足する。
    • ※2023/6 Whatta Blast!アップデートで流星群という形で落下するようになりました。
  • 複製ポッドからの補給物資の大半が、一度見たことあるものでないと出現しないようになってしまった。
    • 初期状態だと、観葉植物(含オキシファーン)、水、塩水、濃塩水、最低限の食料と土・砂・肥料・砂岩・緑藻・石炭・錆ぐらいしか出ない。
    • 動物類では、なぜかピップのみ24サイクル目以降出現するようになる。 他の動物は目撃必須。

資源

固体

資源タイプ固体名融点
[℃]
比熱容量
[(DTU/g)/℃]
熱伝導率
[(DTU/(m*s))/℃]
備考
有機物99.70.8302.00099.7℃で60%が蒸気に40%が土に変化する。
自由落下する
有機物汚染泥99.70.8302.00099.7℃で60%が蒸気に40が汚染土に変化する。
自由落下する
周囲の大気圧が1800g/m3になるまで汚染酸素を放出する
金属原石コバルト鉱石1494.00.4204.000他の金属原石と同様、つるつるハッチで精錬できる
精錬金属コバルト1494.90.420100.000コバルト(Co)。他の精錬金属と比較して比熱容量、熱伝導率がともに高め。
消費用鉱石スクロース185.90.4300.444スクロース(C12H22O11)。要するに砂糖。
金属原石ウラン鉱石132.91.00020.000ウラン遠心分離機で濃縮ウランに生成できる。溶けるとウランになり固体化しても劣化ウランになる
既製材料濃縮ウラン858.91.00020.000ウラン遠心分離機でウラン鉱石から生成される。研究炉の燃料になる。溶けるとウランになる
既製材料劣化ウラン132.91.00020.000ウラン遠心分離機を使用した際の副産物。精錬金属として使えてナメクジのエサにもなる
無機物原石グラファイト276.90.7108.000276.9℃になると精錬炭素に変異する。フラーレンの生成素材
その他炉心溶融物626.97.4406.000核廃棄物と溶融した原子炉の放射性混合物です。死の灰を降らします。

液体

大別液体名凝固点
[℃]
沸点
[℃]
比熱容量
[(DTU/g)/℃]
熱伝導率
[(DTU/(m*s))/℃]
標準密度
[kg/m3]
備考
核廃液26.9526.97.4406.000放射性廃棄物。高い熱容量と熱伝導。ボトル化やパイプ内で停滞すると出てくる
レジン201251.1100.150イソレジンの前駆体で実験体52Bから手に入る液体。125℃まで加熱すると蒸気とイソレジンとなる

気体

大別気体名凝集点
[℃]
比熱容量
[(DTU/g)/℃]
熱伝導率
[(DTU/(m*s))/℃]
密度
[g/mol]
備考
死の灰66.90.2651.000放射性廃棄物。66.9℃で液化

施設

研究

基本的な研究はバニラと共通しているが、第4段階の研究から材料研究端末を使用する必要があり、第5段階からはさらに仮想プラネタリウムを使用する必要がある。
材料研究端末では研究するのにRADボルトが必要。
ウラン鉱石から手動でRADボルトを発射する方法もあるが、高度な研究にはかなりの数が必要になってくる為、必然的に放射線の集められる環境を用意する必要がある。
仮想プラネタリウムはデータバンクを消費して研究を進める。
データバンクは遺跡の家具や間欠泉などを調査した際に入手可能なので比較的簡単な研究であれば足りる場合もある。主な入手先はロケット内にのみ設置可能な軌道ラボという端末によるもので、ロケットが宇宙空間に発射された状態でなければ使用できない。データバンクの原料はプラスチックなので積み込みも必要。
目的地を設定した時のロケットの移動は操縦→オートパイロットで次のマスに進む、と操縦していない時間が発生する為、星図の観測を目的にロケットを飛ばしている余暇でデータバンクを作れる設備を用意しておけばいい程度。
時間で貯まるRADボルトを素早く貯めようとすると施設の規模や電力消費が大きくなる(通電していないと消えるのも含み)材料研究端末に対し、DLCでエンジンの種類が増えた事で宇宙に出る事自体は難しくなくなった事もあってデータバンクの方が敷居が低いなんて事にもなりうる。

植物・動物

病気

新たな病気として、放射線障害が追加
  • 放射線障害は、放射線のある場所に一定時間滞在することにより放射線吸収量が蓄積していき、この放射線吸収量が一定の数値に達した場合に発症する病気。
    その症状は「軽度な放射線障害」、「重大な放射線障害」、「強烈な放射線障害」の段階に分かれる。
    • 「軽度な放射線障害」は、放射線吸収量が100radsを超えると発症する。
      その効果として、スタミナ-25%/サイクル、トイレ利用速度-30%のデバフを受ける。
    • 「重大な放射線障害」は、放射線吸収量が300radsを超えると発症する。
      その効果として、運動-4、スタミナ-50%/サイクル、トイレ利用速度-30%のデバフを受ける。さらに、嘔吐の症状がでて汚染水を吐き出す。
    • 「強烈な放射線障害」は、放射線吸収量が600radsを超えると発症する。
      その効果として、運動-6、スタミナ-75%/サイクル、トイレ利用速度-30%のデバフを受ける。さらに、嘔吐の症状がでて汚染水を吐き出す。
    • さらに放射線吸収量が900radsを超えると被ばくを原因とする瀕死状態になる。
      瀕死の場合でも医療ベッドでの治療を受ければ回復することができるのが一般的な仕様であるが、被ばくを原因とする場合はなぜか医療ベッドの利用ができないため回復できない。
  • 対症療法
    • 治療行為によって減少させることはできないが、少量であれば、トイレを利用することで100減少するので、あまり気にする必要はない。
    • 多量の放射線を吸収した場合は、医療施設である調剤所で生成する「基本除染薬」で放射線吸収量-100/サイクル(%ではない)のバフが得られるので、これで対処することが可能。
  • 予防手段
    • 放射線の対抗手段として、シーフードを食べるか、鉛スーツを着用する。
      • シーフードを食べることによって放射線耐性20%のバフを得られる。
        シーフードは、パクーの切り身とその調理後の焼き魚、サーフ・アンド・ターフがこれに当たる。
      • 鉛スーツは、鉛とガラスによって生成する特殊なスーツで、これを着用している間66%の放射線耐性バフを得られる。
      • なお、アトモスーツでは放射線吸収の予防ができないだけでなく、スーツの消耗を早めることになる。
    • また、タイル等で遮蔽する方法もある。
      放射線は液体・気体を通るごとに減衰し、設備のタイルや自然タイルでも相当量の遮断をすることができる。この遮断はタイル等の素材によって多少変化する。
      宇宙から降り注ぐ放射線も無視できない量であるため、その対策として宇宙にタイルを建設すれば1マスでだいたい半分程度遮断することができる。

間欠泉

アルミニウム火山、タングステン火山、ニオブ火山、液化硫黄間欠泉が追加。
間欠泉の種類と数は、完全固定の分と、ランダム発生の分がある。

実績

既存の実績への変更と、新しい実績の追加がある。 実績を参照。